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お庭の緑が勢いを増してきました

更新日:6月4日

 今年はここ数年と比較して、気温の低い日が多い春でした。その為、桜の開花、見頃となる時期も例年より少し遅く、大湯周辺では5月の頭頃に満開を迎えていました。とは言っても、20~30年前はこのくらいかもう少し遅かったと、地元の方々はおっしゃいます。宿や自宅でも暖房を使う日が多い4月と5月でした。特に宿では、夕食と朝食のお時間に薪ストーブを運転をしていた日もあった5月のGWでした。

 さて、5月も下旬となり、宿から見える黒森山の景色もいよいよ緑が増して、逞しさを見せてきました。黒森山は当宿の1階のロビーや、2階の和室とシングルルームの客室からその姿が綺麗に見られ、館内の清掃等の作業をしながら、日々お山の様子を観察するのが私のお気に入りです。そして宿のお庭も淡く柔らかな新芽・新緑の季節から木々が葉っぱを茂らす時期となってきました。

 間も無く6月、端境の時期と言われるように、これまで種類も豊富で最高の美味しさを提供してくれた山菜たちも、山の様相の変化に伴い徐々にその種類を減らし、テーブルに載る山菜の品数も減ってゆきます。(当宿の山菜シーズンは5月です。是非目がけてご来館いただければ嬉しいです。)今後は、タケノコが美味しい季節となってきます。

 そして、これからはお庭の草取りという仕事も増えてきます。京都のお寺の庭園とは違いますが、それでも生えいている苔が綺麗に見られるようにだったり、樹木が元気に育つように幹の周りを綺麗にしたりと、日々の隙間時間で草むしりも行っていますが、それでも草の勢いにはとても間に合わないので、月1回程度は「プロ」であるシルバーの方にお願いをしている次第です。

 是非、宿へご到着された夕方や、あるいは朝のひと時、ロビーのチェアに腰掛け、当宿のお庭と借景となっている黒森山についてもごゆっくりと観察していただければ幸いです。







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